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季節の風景:日ごとに色づく柚子(ゆず)

“桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年”といわれるほど、実生から 柚子がなるまでには長い年月がかかる。日本への渡来は飛鳥・奈良 時代。『ゆずの里』として名高い山梨県“増穂町”には、「うつ くしきものミつ」と書かれた高村光太郎直筆の文学碑がある。 美しきものの一つ目は富士山、二つ目が柚子、三つ目はそこに住む 人の心を示すという。柚子味噌、ゆず湯などは日本人の心象風景。

花言葉: 「健康美」 「恋のためいき」

 柚子たわわ山の暮らしの淋しさに   加藤 睫子